近況報告⑨
12月2日、約3年ぶりに行ったライブも何とかうまくいった様で、来年の55周年に向けてはずみがつきました。
さて我家の畑ではりっぱな大根がとれました!
我家ではこの大根を使って、珍しいビール漬の漬物を作っています。それが楽しみで大根を植えていると言っても良いくらい「うまい!」のであります。
レシピを公開いたしますので、興味のある方はやってみてください。
(私の歌より気に入るかも・・・!?)
容器(密封できる容器なら何でも良い)
縦30cm x 横25cm 程度
材料
大根 約4本(5㎏) 適当な長さにぶつ切りする。
ざらめ 400g
酢 1カップ(200cc)
塩 1カップ(200cc)
粉からし 1缶(35g)
ビール 500ml(ロング缶1本)
※ざらめ、酢、塩、水で練ったからし、ビールを良く混ぜ、容器に入れた大根に注ぐ。
※フタをして2~3日すると大根から水分が出てヒタヒタとなる。
※時々容器をゆすり砂糖が底に固まらぬようにする。
時々フタを開けガス抜きする。
※3週目で食べごろとなる。
「味」は各家庭で工夫して、からし、塩、酢の量を工夫して楽しまれたし!
近況報告⑧
春も4月の終わり、時々夏の暑さを感じる頃ともなると、我家の庭のもっこうバラが満開となり、
見事な姿を見せてくれる。
約25年前、小さな苗木を女房殿がお植えになったものが、こんなりっぱな、大きな姿となった。
この様な美しいものを産み出す「自然の力」に、ただただ感服するばかり。もっこうバラという「見えるもの」をかく在らしめているのは、「見えざる」自然の力である。
主役は「見えざるもの」である。「見えるもの」は主役に非ず、やがて姿を消してゆく存在でしかない。
岡林さんは歌い出して来年で55周年。
コロナ禍でどうなるかは分からんが、55周年の花を咲かせるこ事が出来るのだろうか。
全ては見えざる力の成せる業。(と、いう事にしておこう)
今までの歩みも、私の努力工夫によるものではない。
全て成りゆき任せ、流れのままに歩いて来たら、まだ歌手と呼んでもらえてた。
この先どうなるかは分からんが、もっこうバラは来年も咲くだろう。
また写真を撮らせてもらうぜ。
おたがい生きてたらな…!?
(と、悟ったよう事を書いてたら、阪神タイガースがまた負けやがった。腹立つーー!!)
あけましておめでとうございます
近況報告⑦
毎年秋が来ると、我家の庭の片スミに植えられた柿の木が赤い実をつけて楽しませてくれる。
父が苗木を買ってきて植えてくれたものだが、苗木を植えた3年後父は他界した。赤い実がたくさんついた柿の木を、父は見る事がなかった。
3年では実をつけるまでに苗木は成長しない。父が亡くなってから約35年。彼が味わえなかった柿の実をほおばりながら、父の事を思い出す。
楽しい事、良い事ばかりではなかったけれど、それら全てを含めて思い出なのだ。自分の事をいつまでも忘れず、思い出してもらうために植えたわけではないだろうけれど、結果的にこの柿の木があるかぎり彼は私の中で生き続けてゆく。
父はうまくやったなあ。私は私を思い出してもらえるような何かを残す事が出来るのだろうか。
そうだ!私は歌手なのだ!
私の歌を聞き、口づさむ事によって、私は私の歌を愛してくれる人の中でいつまでも生き続ける事になる。
父は柿を残し、息子は歌を残す。
嗚呼、何という美しい、感動的な物語だろう!(自画自賛)
我が父は柿の木のこし去りゆきぬ
私は歌を残すのか
巡る命の音が聞こえる
津軽海峡ああ冬景色(合掌)
近況報告⑥
散歩中の岡林信康さんが、神社の狛犬(こまいぬ)にかまれるという事件が起こった。フォークの神様と呼ばれた岡林さんを神社の神に仕える狛犬が「商売ガタキ」だと思っての犯行だと思われるが、単なる傷害事件か、それとも複雑な宗教論争に発展するような事件なのか、警察では慎重に捜査を進めている。
(イヌアッチケーニュース)
2021年8月12日
岡林信康
「岡林信康・復活の朝スペシャル」民間放送連盟賞近畿地区大会最優秀賞受賞
4月にFM COCOLOで放送した「岡林信康・復活の朝スペシャル」が民間放送連盟賞近畿地区大会ラジオエンターテインメント部門の最優秀賞を受賞しました!
以下聞き手を務めて、番組を制作してくださった田家秀樹さんのブログより。
https://takehideki.exblog.jp/28734484/
NHKラジオ深夜便に岡林信康が登場
7月24日(土)午前4時台のNHKラジオ深夜便に岡林信康が登場します。
放送日時ですが、正しくは7月25日(日)午前4時台でした。訂正してお詫びします。
【明日へのことば】
23年ぶりのアルバムに込めた思い
シンガーソングライター 岡林信康
聞き手:柴田祐規子アンカー
早朝ですが、是非お聴きください。
起きられない方はらじるらじるの聴き逃しで!
近況報告⑤
7月22日は私の誕生日。ついに75歳となり果てました。この年になると誕生日なぞめでたくも何ともありません。コロナ禍でコンサートを行えなくなってから約1年半。年齢的にも歌手としてのタイムリミットが刻々と迫っており、さぞや苦悩の岡林と思いきや、呑気に鳩とたわむれておられる姿にはただただ呆れるばかり。しかし彼も人の子。その外見とはうらはらに、溢れる内面の苦悩をしたためた、涙なくしては味わえぬ珠玉の作品を生み出しました。ここに慎んで公開させて頂く次第であります。
一句詠ませていただきます
コロナ禍で歌を忘れたカナリヤは
ハトにハートを癒されにけり
もう一句
ハトに触るヒマがあるならギター弾け
鋭い御指摘ハットするなり
さらにもう一句
ハトにハット、ハトにハートはうまいけど
なんでヒットが出ぬ歌よ
津軽海峡ああ冬景色
(合掌)
2021年7月22日
岡林信康
近況報告④
2枚の写真を良く見て頂きたい。
ナスビの花と、枯れ落ちた花びらの跡から小さな顔を出している、ナスビの赤ちゃんの写真である。
これが立派なナスビへと育ってゆくのだが、植物は、花が咲くと100%実をつけるかというとそうでもなく、実をつけずに終わる花も多い。
しかしナスビの花は、咲けば100%実をつけると言われている事から、こんなことわざが生れた。
親の意見とナスビの花は千にひとつの無駄もない
親孝行ができず、親に心配ばかりかけてしまった私には、少々心の痛むことわざではあるが、深い悔恨を込めて一句詠んでみた。
岡林、千にひとつのヒットなく
津軽海峡ああ冬景色(合掌)
2021年7月12日
岡林信康